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まだまだ続く夏スク物語

イタリア文学の講義で、マドリガーレが扱われたことは、先日記事にしました・・(でも、大幅に脱線してしまいました)。

マドリガーレはルネサンス期に最も栄えた世俗歌曲です。講義では、ルネサンス、マニエリスム、バロックのそれぞれの時代のマドリガーレを鑑賞しました。

まずルネサンス盛期のマレンツォのマドリガーレ鑑賞。美しい響きが整然と続き、いかにもルネサンス!!ルネサンス建築のあの合理的な美しさに通じます。幾何学的な半円とか、すっきりした直線とか・・・私の乏しい記憶ではフィレンツェのピッティパレスが思い出されますが・・

次に、初期バロックのモンテベルディのマドリガーレを鑑賞。バロックというと、まず頭に浮かぶのがトレビの泉の彫刻なんですけど、私の場合。ゆがんだ曲線的な美とか・・。でも、連想ゲーム大好きな私は、トレビの泉のすぐ近くのジェラート屋さん、おいしかったなあ・・・とか、別方面に想像が飛んでしまいマス( ;∀;)
モンテベルディにもどって。暗と明の隣りあわせ。不協和から協和への解決・・緊張から弛緩への予定調和的な美を感じます。二元論的な相対的な価値の比較がバロックの美ですものね。

最後にカルロ・ジェズアルド。プロフィルによると名門貴族、妻殺し、狂気・・・・画家のカラヴァッジョに似た部分も多い。ジェズアルドが活躍したのはルネサンスからバロックへの移行期の、マニエリスムに当たります。マニエリスムといえば、昨年の夏スク「西洋美術史」で勉強したマニエリスム美術の話、いろいろと思い出しました!夏スクではスペインに特化してましたが。でも、イタリアにも通じるところ多し。マニエリスム=誇張という図式が浮かびますが・・絵でいうと、エル・グレコがまさにそうですね。
ジェズアルドのマドリガーレは・・・ルネッサンス的な調和の美もないし、バロックのような解決もあまり感じられないし。フレーズの最後が不安定な響きでそのまま終わって、メロディもなんだか不安感を煽るかのような不可思議な・・・聴いていて美しいとも思わないけど、心がざわざわするんだけど聴きたくないからカット!でもないし、不思議と聞いてしまうというような・・・。何とも言えない独特の魅力なのでした。
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マドリガーレ 1

イタリア文学の講義の中では、いくつかの♪マドリガーレをききました。
マドリガーレというのは、ルネサンス時代の三声以上(多声音楽)の世俗歌曲を指します。世俗歌曲というのは、教会では歌われない、例えば宮廷などで歌われていた歌曲です。かのペトラルカ等の文学的な詩に,音楽を付けて歌われていました。

ルネサンス時代のマドリガーレはとても美しい♪澄んだ響きです。
ルカ・マレンツォ作曲の『西風が戻り』というマドリガーレを鑑賞しました。
(訳詩で)野は微笑みというフレーズがありました。
      ↑この言い回しはイタリアではよく使う、と先生がおっしゃった時・・・
私はまた過去回想の世界にいざなわれたのでした♪

一昨年の夏は、フランスにいました。
その時に知り合った人の中にNoemiさんという方がいらしたのです。
野が微笑み、でおもいだしたのです、のえみさんのこと。
彼女は、日仏ハーフでフランス育ち。日本人のお父様はもう亡くなられたし、ご結婚された相手もフランス人なので日本語を話すことはほとんどないとのこと。

「のえみ」って漢字がついてるけど、うーーーんちょっと忘れたの。「み」は綺麗ってお父さんに言われた。
との事だったので、色々と紙に漢字を書きながら、二人であーーでもない、こーでもないって。
結局、野江美さんなのでした。
「野も水辺も皆美しいっていう意味だわ!」って日本語と(へったくそな)フランス語で話すと、
彼女に~~っこり
それから、面白かったのが、彼女が言ったせりふ
「おとうさん、おにいさん、なまえ、ぶし、DRAGON, CHEVAL」
私の答え
「あーー、(お父様のお兄さまのお名前)りょうまさんだぁ!!」
ドラゴンは竜で、シュヴァルは馬で・・

しかも話しているうちに彼女のお父様は、私の故郷の隣の町のご出身なのでした。そこはとてものどかな町で、確かに野も海もきれい・・・・なるほどねーー。故郷の風景をお嬢様の名前に付けられたんだな、って思いました。
              
今回の講義を聞いて、お父様はもしかしたらイタリアの詩にも精通してらして「野は微笑み」からも取られたのかな。。って想像したり。

もうおそらく2度と会うことはないと思いますが、とても素敵なお声の持ち主でチャーミングな野江美さんとお話しできたことも、私の思い出BOXの中に、だいじにしまってあります。

えーーと。今日はマドリガーレの事を色々と書く予定だったのに。。。脱線ばかり(ー_ー)!!

続きはまた今度。

ことりに・・・

イタリア文学の講義では、最初にアッシジの聖フランチェスコの『被造物の賛歌』を読みました。1200年ころの詩です。聖フランチェスコといってまず浮かぶのが、リストのピアノ曲『鳥に布教するアッシジの聖フランチェスコ』。リストが晩年、世俗社会を捨てて教会の修道僧になってからの作品です。この曲は良く耳にしますし、またリストがインスピレーションを受けたの聖フランチェスコの話は知っていましたが、イタリア語での詩を目にしたり、聴いたりしたのは初めてでした。
聖フランチェスコは自分の詩にメロディを付けて、民衆に教えを説いたのです。民衆に伝わるよう、ラテン語ではなく、俗語のイタリア語で。
    
    我が主を讃え、祝福しましょう。
    大いなる謙遜を持って、主に感謝し、お仕えしましょう・・・


講義の中で、聖フランチェスコがテーマの映画を紹介されましたがこれがまた美しい作品です。
今回は一部しか見られなかったので全部通して観たいです。
ブラザー・サン シスター・ムーン [DVD]ブラザー・サン シスター・ムーン [DVD]
(2004/06/25)
グラハム・フォークナー、リー・ローソン 他

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講義の話の続きはまた書きますねーー






わくわくの予感

先ほど、2つの講義を合わせた記事をアップしましたが、そちらは消して、それぞれの講義ごとに記事を書きますね。

今日から受講しているイタリア文学のテーマは、「文学(詩)と音楽」です。そこに惹かれて申し込んだのですが、
今日初日から、とても内容の充実した講義で、選んでよかった!!と思いました。

今日は中世の宗教史の賛歌から。
アッシジの聖フランチェスコの『太陽の賛歌』
先生のイタリア語の詩の朗読が美しい!

そして私の大好きなスタバト!!
『スターバト・マーテル』。この詩はトーディ作。この詩に曲を付けた作曲家数百人とか・・今日はその中から中世、ルネサンス、バロック時期のものと3種類DVDを観たりCD聴いたり。いつ聴いても、どの曲もそれぞれに素晴らしいです。それは詩の力も大きいでしょう、きっと。私は、ドボルジャークのスタバトもとっても好き💛

ダンテの『神曲』分析、とても興味深かったです。三位一体の構造。韻の句法。レトリックなど。私、レトリックにはとても興味を持っているので、今回ほんとにわくわく。
そして、ダンテの煉獄の構造の講義など聴きながら、頭の中には、ヒエロニムス・ボッスの絵が浮かびましたわ!!何とも言えず好きなんです、ボッス。昨年秋の美術史のときにも書きましたが、ウイーンの美術大学所蔵の天地創造…この絵の前から離れられなかったくらい・・打ちのめされました。

それにしてもダンテはすごい!!イタリアって、時折とてつもない天才を生むのですよねーーダ・ヴィンチもしかり。
昔、イタリアのラヴェンナに旅したときに、ダンテのお墓にも行きました。フィレンツエ生まれのダンテの墓がなぜラヴェンナにあるのか・・・そういうことにまつわる話など、とにかく内容の濃い講義でした。

今日は『ジャンニ・スキッキ』のDVDを少し観たのですが、時間切れで『フランチェスカ・ダ・リミニ』のDVDは観られず、残念。勝手ながらジャンニ・スキッキは何度か観たことあるので、後者を観たかった。。。『フランチェスカの…』は、神曲の「地獄篇」に基づく戯曲が原作ですって。わくわくしません???どこかで探してぜひ観たいですねーー。

というわけで、私の大好きが満載のイタリア文学。明日も楽しみです。

お昼は、大勢の方たちとランチ。初対面の方もいっぱいでしたが、とっても楽しかったです。
皆様、しっかり食べて、たくさんお喋りして、そして、ささーーーっと片付けて、また午後のお教室へと飛んで行かれました。

出来る方たちってさすが!!と思います。
笑う時は思いっきり笑う!集いは楽しむ!!
ON・OFFの切り替えがとても上手だにゃーー(=^・・^=)



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